やすお:クラス

僕の高校一年生の時のクラスは、国際豊かでかつ、地方の人たちが集まってた。

高校の場所と同じ出身の人も多いが、それを超えるように地方の人が多かった。

たぶん僕の高校の、特色と言ったところだろうか。

 

留学生もいるように、十人十色のクラスだった。

今までにない形ですごくワクワクした。

不登校の時よりも、やっていけるような気がした。

 

不登校を受け入れているだけあって、授業の難易度は他の高校と比べてすごく簡単だったと思う。

中学校の内容をずっとやっていたような気がする。

僕でもわかるような問題が多かった。

 

勉強はついていけるか心配だったが、なんとかなった。

留学生がそのまま、日本語の授業を受けてわかるぐらいな、難易度だ。

 

授業を慣れてきた頃、新入生のために部活紹介が行われた。

僕はお目当ての、吹奏楽部と軽音楽部をじっくり観察した。

まだその頃は、音楽のことに関してそこそこな知識しかなかった。

 

なので、演奏を見てもピンとこなかった。

なにより、吹奏楽部の割に人数が少ない印象だった。

 

そして、その日の放課後から部活見学が始まった。

幸いなことに、クラスで友達になった子が一緒に、吹奏楽部の見学に行ってくれた。

1人で行くのは心細かったので、助かった。

 

吹奏楽部の部室に着いた時、エレキベースを弾いていた先輩に出会った。

吹奏楽部は、入寮直後に見学していたため、顔馴染みではあった。

楽器の体験をさせたくれたのだが、新入生は最初に「パーカッション」(打楽器)を体験するみたいだ。

 

しかし、私が体験に行った頃に打楽器は、他の新入生が体験していた。

僕は他の楽器に回された。

 

他の楽器を教えてくれる先輩のもとに行くと、見たこともない、名前も知らない楽器が置いてあった。

それが僕が吹奏楽部を始めるきっかけとなった楽器だ。

 

続きはまた明日。

 

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