以前投稿した記事にもある通り、私は某ファストフード店で、シフトマネージャーをしています。
そのお話の続きです。
私がシフトマネージャーを志した理由は、お店での仕事がある程度全てできるようになり、さらに成長をしたいという思いからでした。
私がただの従業員だった時、先輩のシフトマネージャーを観察している時、失礼ながら、これぐらいなら自分でもできると思ってしまったのです。
先輩のマネージャーより、仕事も早くできると思ったし、私だったらこうすると思うことが多々ありました。
正直言って天狗になっていました。
私の代では、5人ほどマネージャー候補がいましたが、その候補の誰よりも仕事ができると思っていました。
マネージャーになると決まり、マネージャー特有のマニュアルがあり、それが300ページほどある本なのです。
それに書いてあることを全て覚え、マネージャーの心得を勉強します。
マネージャーの練習もするんですが、そこで天狗鼻をへし折られました。
先輩のマネージャーを観察している時は「こんなの簡単じゃん」と思っていましたが、人の上に立つということはすごく難しいです。
まだマネージャーにもなってない奴の言うことを素直に聞く人いなかった。
同じレベルだった人が急に上から指示をしたり、命令をするのは、下の人からしたら屈辱的なことです。
まずそこの壁にぶち当たったのです。
まず、自分が仕事をできるということをみんなに見せるべきだと教わりました。
人のお手本になり、人の上に立つべき人間として、恥じない行動をとるべきだと。
みんなが私の背中を見て、尊敬できるような人にならないと誰もついてこないと教わりました。
私は確かにそうだと思いました。天狗になってただ調子に乗って、ただ人より行動が早いだけでマネージャーになれると思っていた私を変えてくれました。
マネージャーへの道のりはまだ長かったです。
今回はこの辺にしておきます。またpart3をお楽しみに。