心配や不安な気持ちはなぜ起こるのか?解消する方法は?
心配や不安な気持ちは、私たちに怖気づかせ、消極的にしてしまいます。
また、心配する気持ちがストレスと生み出して精神的にも悪影響を及ぼします。
心配や不安が無くなれば「精神的にどれくらい楽だろう」と思っている方に「心配や不安な気持ち」になった時の気持ちの切り替え方を紹介します。
なぜ心配や不安な気持ちになるのか?
心配や不安な気持ちになるのはズバリ「悪い未来を想像するから」です。
「うまくいかなかったらどうしよう」とは、「失敗したらみんなに笑われてしまうのでは?」と言った悪い方向来を予測することで心配する気持ちが起こるのです。
心配は、実際にあったことや、事実を見て起こる気持ちではなく「悪い未来を想像して起こる気持ち」「起こっていないけど不安になる気持ち」だということをまずは理解しておきましょう。
未来を想像しなければ恐いことなんてない!
まだおこっていない未来のことを悪い方向に考えるから不安な気持ちになってしまうのなら、もし未来を想像しなければ不安はなくなるでしょうか?
答えは「YES」です。
未来を想像することは、「脳」の”前頭葉”というところの働きによって行われています。
例えば、事故で前頭葉に損傷を負った人は、「不安な気持ちが消え、それと同時に未来の計画を立てられなくなることがある」ということが分かっています。
こういう人たちは、日常生活をしたり、私たちのように会話を楽しんだりできますが、”未来”を想像できないので、計画が立てられなくなります。
このことから、「不安」と「未来を想像する」ことは、切っても切れない関係であるということがわかります。
心配な気持ちや不安な気持ちを解消するにはどうすればいいの?
これまで説明したように、未来について想像しなければ、不安な気持ちは起こりません。
もし、未来を想像したとしてもポジティブに考えられれば、不安な気持ちは起こらないのです。
このことから、心配や不安を根本から解消するためには「未来について想像しない」ということになります。
不安な気持ちは、事実だけではなく、想像上から生まれるものです。
どうせ、想像するなら「未来の楽しい自分」を想像してみてください。
どうしても悪い想像をしてしまう場合は
心配性であったり、過去にひどい経験をされたことのある人は、中々ポジティブに考えられなかったりします。
どのように考えるかは、人それぞれ脳のクセがあるので解決策がわかったとしても楽しい自分を想像するのは難しかったりします。
しかし、脳のクセというのは繰り返すことで、身につくものなので、これからは意識して「悪い想像をしないぞ!」と、良い想像が出来るように頑張ってみてください。
悪い想像をしてしまっているときは、好きな音楽を聴いてみたり、愛犬のペットと外で遊んでみたりしてください。
心配事の対策を想像する
どうしても心配事を考えてしまう人は、その心配なことが実際に起きてしまった場合、どのように対処するか想像してみてください。
あらかじめ想像しておくことで、実際に心配事が起こった時に冷静に対処することができます。
想像には想像で対処します。
紙に書きだして、不安材料を探す
悪い想像が強ければ解決策を想像する余裕もなく、悪い想像と不安だけが頭の中でぐるぐる回ってしまいます。
そのような場合には、想像した悪い未来や、不安に思うことを紙に書きだして対処法も一緒に紙に書き出してみましょう。
紙に書き出すことで、頭の中だけでなく、視覚的にも整理できるので自分が何に対して不安なのか?が手に取ってわかるので冷静に考えることが出来ます。
想像した悪い出来事が万が一現実になったとしても、対策できることを視覚的に確認できれば、それを見て安心できるでしょう。
まとめ
・心配や不安は「悪い想像から起こる」
・解消法は「とにかく前向きに良い想像をする」
・それでも不安になったら、「悪いことが起きた時の対処法」を考えてみる
・紙に書き出してみることでさらに効果的!
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心配や不安な気持ちはなぜ起こるのか?
そうなってしまった場合の解消の方法を
ブログにまとめてみました。
不安な気持ちになってしまって悩んでいる方は是非見てみてください。https://t.co/Qm3yn7LSK5
— 不登校・いじめ経験有り・想。 (@sou_aos) September 26, 2019