先輩からの呼び出し

先輩からの呼び出し

 

3年生の教室へは基本的に他の学年が行ってはいけない決まりだったのですが、先輩に呼ばれては仕方ありません。

 

僕は何を言われるのかドキドキしながら教室へ向かいました。

 

教室のドアを開けると先輩が待っていました。

 

「おー篠田!待ってたぜ!今日からお前を俺の弟子にしてやる!」

 

といきなり言ってきました。

 

まぁ、今考えると”弟子”なんて意味の分からないことを言っている人間が今でもまだいるんだなと思うのが普通ですが、その時の僕は完全にその先輩の虜(とりこ)だったので、関係なかったのであろう。

 

僕「本当ですか!先輩これからもよろしくお願いします!」

 

先輩「まぁ座って座って!」

 

僕は空いていた椅子に座り、先輩の話を聞くことにした。

 

先輩「で、今日呼んだのは今度の土曜日にうちでホームパーティーするからお前も来るかって話だ」

 

僕「え、良いんですか。この前知り合ったばかりですよ?」

 

先輩「そんなの関係あるか?てかお前俺の弟子だろ!無理とは言わせねぇよ!待ってるぜ!」

 

僕「あ、はい。土曜日は部活動があるので、午後からでも良いですか?」

 

先輩「おー!ちょうどいいじゃん。俺も午前中部活だからよ。じゃあ部活終わったら一緒に俺の家へ帰ろうぜ!」

 

僕「わかりました。それじゃあ先生にバレてもいけないので、そろそろ教室へ戻りますね。」

 

僕はつい最近知り合った人の家に遊びに行く約束をしてしまった。しかも先輩だ。

 

しかしそれ以上に、憧れの先輩が僕に遊ぼうと言ってくれたことがとても嬉しくてたまらなかった。

 

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