先輩の家へ初めての泊まり

先輩の家へ初めての泊まり

次の日から学校も休日も同級生の友達よりも先輩たちと一緒にいるようになった。

 

先輩達から一緒に居ろと言われていたわけではなく、僕がそうしたかったからだ。

 

あの頃の僕は、男の子ならわかるかも知れないが「強い人」と一緒に居ることで、自分まで強くなった気がして居心地が良かったから毎日のように先輩と顔を合わせていた。

 

同級生で先輩と絡んだりするような生徒は他に居なかったから周りの子たちは僕のことを「あいつ大丈夫なのか?」と話をしていた。

 

そんなある日、先輩がホームパーティーをまたやるというので、参加することにした。

 

家へ行くと、男の子3人女の子2人が居た。もちろん全員先輩だ。

 

部屋はタバコの煙で白くなっていた。

 

僕は知らない先輩たちが居て少しきまづいながらも、その輪の中にいた。

 

日が落ちだして、先輩たちが数人帰り始めたころ松田先輩が「篠田、今日泊っていくか?」と聞いてきた。

 

次の日の予定も特になかったので、初めて先輩の家へ泊ることにした。

 

泊ることになったのは僕の他に女の先輩一人だ。

 

三人でひたすらゲームをしていると女の先輩が「ねぇ、コンビニ行こうよ」と言い出した。

 

深夜2時過ぎだった。外は暗くとても寒かった。

 

住んでいる地域はとても田舎なので、コンビニまでは自転車でも片道1時間はかかるが、若いときの力は凄まじい。

 

好奇心旺盛なこともあり、僕は「行きましょう!」と答えた。

 

松田先輩含め、三人で自転車をコンビニへと向かわせた。

 

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